分娩について
私たちはあなたの思い描く出産のプランを尊重し、できるだけお応えしたいと考えています。
ご自分にあった分娩方法を医療スタッフとご相談の上、ご納得の上お決めいただければと思います。
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自然分娩を基本としています。自然分娩は一般的に経腟分娩をいい、陣痛促進剤(誘発剤)や麻酔などの医療介入を行わずに、からだの反応を自然の流れにまかせ出産する方法です。
正常な分娩からはずれた場合は医学的な介入(陣痛促進剤の使用、帝王切開、吸引・鉗子分娩など)を行います。また、より高度な医療が必要と判断した場合は、近隣の高次医療機関への紹介や診療依頼を速やかに行っています。
- 連携施設
- 埼玉医科大学総合医療センター
- 防衛医科大学校病院
- 国立病院機構 埼玉病院
- さいたま赤十字病院
- 埼玉県立小児医療センター 他
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当院では硬膜外麻酔による無痛分娩のご希望にもお応えしています。
無痛分娩は、陣痛を全くなくすことではなく、痛みを少し感じながらもご自身で十分コントロールできる程度まで鎮痛させ行う分娩です。
当院の無痛分娩
なお、次のような場合に無痛分娩のご希望に沿えないことがあります。
- 分娩の進みが非常に速く、麻酔処置が間に合わないとき(安産といえます)。
- 肥満などのために、麻酔処置が困難である場合。
- 医学的な理由により、麻酔が適さない場合。
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里帰り分娩を受け付けています。
当院での里帰り分娩をご希望の方は、妊娠34週から受診していただきます。妊娠35週以降の健診からは、予約優先ではなくなりますのでご了解ください。
分娩・入院の手続きは、ご出産予定月の5ヵ月前(月内)にお願いしています。
詳しくは医事課へお問い合わせください。 -
当院の分娩室は全室(9室)LDR仕様です。
LDRルームは、陣痛(Labor)から分娩(Delivery)、産後の回復(Recovery)までを過ごす部屋です。インテリアの設えが一般の入院室に近く医療機器に囲まれたという圧迫感はないため、よりリラックスして出産に臨めることでしょう。